ブリーフィング
「CR-4-#02-HOLIDAY」
解説と評判まとめ【BRIEFING
GOLF】

今回は、BRIEFINGの「CR-4 #02 HOLIDAY」ってどんな製品?果たして「買い」なのか?

そんな疑問を持っている方のために、公私ともにBRIEFINGヘビーユーザーである忍三郎から、

  • CR-4 #02 HOLIDAYがどんなアイテムか
  • サイズやカラーバリエーションなどのデータ
  • このアイテムの注目ポイント
  • 実際に購入した人の声(良い評価も悪い評価も)

を整理整頓してお届けしたいと思います。




完全個室スクール「ゴルフパフォーマンス」

CR-4 #02 HOLIDAYはこんなアイテム

「CR-4 #02 HOLIDAY」をひと言で表すと、ブリーフィング特有のミリタリーテイストの効いたデザインに、上質な素材・配色によるカジュアル感が加わった、「担いで移動+自立」できるキャディバッグです。男女ともに使えるデザインです。

海外をはじめ、カートなしのセルフでゴルフをプレーする機会がある、もしくはそんな可能性のある方には特におすすめしたいキャディバッグです。

ちなみに、CR-4はブリーフィングでも定番のキャディバッグの一つで非常に人気があるので、今回ご紹介する「HOLIDAY」と同デザインで、素材やカラーの異なるバリエーションが10種類近く作られています。

「BRIEFING」って何?

BRIEFING(ブリーフィング)は、ミル・スペック準拠の卓越した機能美を誇るラゲッジレーベルとして1998年にスタートして以降、長年に渡って絶大な人気を誇る日本のブランドです。

「ミル・スペック」というのは「米軍仕様書」を意味し、一般の生活圏とは異なる過酷な環境を想定しているため、要求される材料・性能や、課される試験も非常に厳しい規格です。BRIEFINGの製品はそんな水準で設計・製造されています。(一部の製品は、製造も米国で行われています。)

ゴルフ用品だけでなくビジネス用や日常使い用など、様々な商品ラインナップがあります。

>> BRIEFING公式オンラインショップ

CR-4 #02 HOLIDAYのデータ

サイズ・重量

CR-4 #02 HOLIDAYのサイズと重量は次の通りです。

高さ:89cm(フードを付けると130cm)

口径:9.5型の5分割(クラブ本数の上限14本がきちんと収まる)

対応クラブ長さ:47インチ

重量:3.3kg

特筆すべきは「軽さ」です。9.5型のキャディバッグの多く(自立しないタイプ)でよく見る重量は、4.3~4.5kgあたりですが、CR-4はそれよりも1kg近く軽いです。

後ほど詳しく説明しますが、キャディバッグの使い方によっては、この軽さがとても大事になります。

カラーバリエーション

CR-4 #02 HOLIDAYのカラーバリエーションは、WHITEとBLACKの2種類です。

下の写真は、クラブのヘッドカバー(※別売り)まで同じシリーズで統一した場合のイメージです。

ここまで統一するとかなりのインパクトですね。


WHITE

BLACK

このアイテムは、性別問わず似合います。

ロゴの置き方や配色などのビジュアルが、「格好良く見えて、可愛いくも見える」という本当に絶妙なところを突いていると思います。(BRIEFINGはこの辺のデザインが本当に上手い!)

同じアイテムなのですが、不思議なことに、男性が持つと「いかつさ」が、女性が持つと「かわいさ」が主張されると思いませんか?

素材

CR-4 #02 HOLIDAYには、100デニールの高強度ナイロンをベースとするエコツイルという素材が使用されています。

100デニール高強度ナイロンとエコツイル

ナイロン製品の強度を示す指標として、デニール(denier)という単位がよく使用されます。

これは繊維の太さを表す単位で、「長さ9000mで重さ1gの繊維=1デニール」となります。

細く軽くなめらかなナイロン生地は数値が低く、太く重く頑強な生地は数値が高くなります。

持ち運びのための軽量さと屋外使用の強度などのバランスが考慮され、CR-4 #02 HOLIDAYでは100デニールの生地が採用されています。これをツイル織りにすることで、十分な強度を保ちつつ、この製品の特徴である「艶と光沢感」が現れ、ラグジュアリー感がプラスされています

ファブリックとして、製造廃棄物を再生したエコサイクル素材を採用しています。それで「エコツイル」というわけです。

「プラスチック製品は環境にも配慮したものを」というのは、ナイロンやプラスチック素材を使用するブランドの多くに見られる世界的な潮流です。

CR-4 #02 HOLIDAYの特徴

上では、主にCR-4の外見について見てきました。

ここでは、機能性や使いやすさなども織り込んだCR-4の特徴をご紹介します。

本領を発揮するのは「担ぎ」と「自立」

 

CR-4がその機能をフルに発揮するのは、キャディバッグを担いでプレーする場合です。

たとえば欧州など、海外ではバッグを担いでプレーするのが主流です。日本のように、18ホールをカートで走り回る国はむしろ珍しいのです。

そのため、CR-4は、仕事がら海外でゴルフをプレーする機会がある方や、海外でゴルフをプレーしてみたいと考えておられる方には、特にピッタリのキャディバッグだと思います。

また、国内にも一部、カート不使用でプレーするタイプのゴルフ場があります

国内外とも、カート不使用のゴルフ場では、手押しのカートにキャディバッグを乗せて転がしていくか、担ぐかを選ぶことになりますが、手押しカートだと、ちょっとした段差やラフなどの悪路で立ち往生してしまうことも珍しくないので、担げるタイプはセルフプレーで本当に役立ちます。

ちなみに、カートに乗ってプレーする場合は、普通にカートに積み込めばいいだけなので、それはそれで特に問題ありません。

普段はCR-4をカートに積んでプレーして、時にセルフプレーのゴルフ場に行った時には颯爽と担いでプレーする、なんていう使い方は、スマートで「ゴルフ上級者感」がありますね。

ちなみに、CR-4のように斜めに自立するタイプは、練習場やゴルフ場のドライビングレンジでも結構便利だったりします。


このように収納されている足が…

こう飛び出して「立つ」

機能性はありながらも美しい

担げるタイプのキャディバッグは、軽さが命です。

このCR-4も、一般的な9.5型キャディバッグよりも1kg近く軽いとご紹介したところでした。

多くの場合、「軽くする」ということは「生地を薄く骨組みを華奢にする」こととイコールです。

そのため、担ぐタイプのキャディバッグで金額が安いものは、軽量性を追求しすぎてペラペラの生地を使用しているものや、すぐクタクタにしおれたり、ほつれたり、ひどい時には破れたりする生地を使用している、早い話「安っぽい」製品が多いです。

一方、CR-4 #02 HOLIDAYは、上でご紹介した100デニール高強度ナイロンを使用して、軽さと強さを高次元でバランスさせています。さらにその上で、写真で見ていただけるような光沢感のある美しさまで備えているのです。

ブリーフィング製品の細部を見ると、生地やパーツの縫い合わせは当然のこと、細かいステッチに至るまで非常に丁寧に、しっかりと作り込まれているのが分かります。

CR-4をはじめとするブリーフィングの製品は、他ブランドの製品よりも価格が高めだと言ってよいと思いますが、それでなぜ人気を博しているかと言えば、こういった機能性や美しさが「金額に見合う」と多くのユーザーに判断されているからにほかなりません。

忍三郎
ブリーフィングの製品を手に取り、実際に使ってみると、「機能美」という言葉を実感できます。

使いやすさに最大限配慮

通常、担ぐタイプのキャディバッグは収納が少ないのですが、CR-4はその中でも収納キャパが大きい部類と言って良いと思います。

アウターなどを収納できる側面の大型ジップポケット、ゴルフボールが1ダース入る底部付近の立体ポケット、そして、サイド底部付近にも小物が入るポケットがあります。

これだと収納力が少し心もとないな…という人も、カート用バッグと組み合わせれば、必要十分な収納力になると思います。(ブリーフィングは、カート用バッグもいい感じなんです。)

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CR-4には、グローブのマジックテープ部分を張り付けて使うグローブホルダーや、保冷機能付きドリンクホルダーも搭載です。

ティーショットからホールアウトまで、キャディバッグを担いでプレーする場合を想定しているからこそのデザインですね。

この2つの機能、さり気ないですがセルフプレー時には凄くありがたいです。経験者の方にはよくお分かりいただけると思います。

ところで、ここまでご覧いただいた写真の中で、ファスナーの取っ手の部分にヒモが付いているのが確認できると思います。
これ、多くのブリーフィング製品に使われているんですが、地味ながら凄~く助かる機能です。
普通のファスナーは、金属の「つまみ」部分が付いたものが多いと思いますが、このタイプの場合、①小さいつまみをまず見つけて、②掴んで、③引っ張るという動作が必要になります。金属のつまみの向き次第では、持ち直したりしないといけませんね。誰でも経験があると思います。
一方、この「ヒモ」タイプは、遠目でもヒモの位置がなんとなく目に入るので、適当に指をひっかけて引っ張るだけで、ファスナーがズバッと開けます。必要ならヒモが適当に捩れてくれるので、ヒモを持ち直す必要もありません。
ブリーフィングのアイテムには、この「ヒモ」をはじめとして、取っ手の位置からポケットの開口部の向きひとつに至るまで、使いやすさへの細やかな配慮が隠されています。
ブリーフィング製品を使い始めた頃は特に、「あ、だからココがこういう作りになってたのか!」という発見や感動をいろんなところで味わえると思います。

購入者からの評判

では、実際にこの製品を購入した人々の感想はどうでしょうか。

知っておいた方が良さそうな情報を、良いものも悪いものもピックアップしました。

CR-4は幾つも使ってきた

評価: 5CR-4は幾つも使ってきたから使い勝手で完璧!カラーもバリエーション豊かで目移りします。この商品はホワイトとなってますがどちらかというとシルバー。好みで言えばホワイトだが、シルバーも汚れは目立たないから安心かも!

忍三郎
「ホワイトとなってますがどちらかというとシルバー」なので、やはり生地の光沢感があるということですね。

実は、この「Holiday」シリーズについてのレビューはネットでほとんど見つかりません。

しかし、同型で素材やカラーの異なるCR-4シリーズの評価はたくさん出ているので、以下では、その中から「Holiday」にも共通すると思われるものをピックアップしました。

使いやすいです

評価: 5スタンド式ですが、意外と直立性が良くて安定感はあります。収納部にはボール、手袋、タオル、薄手の上着、貴重品等を入れてますがまだまだ余裕があります。以前使用していたプロモデル?のキャディバックよりも格段に軽くて家の中への持ち運びもかなり楽になりました。

ダブルショルダーのストラップは…

評価: 5キャディーバッグの機能としては期待していた通りですが、想定していた通り担ぐ事は無いのでデザイン的にはダブルショルダーは邪魔だけです。

ダブルショルダーは担いで使用する前提のデザインですが、これが邪魔に感じる方という意見があります。CR-4の購入を検討する場合、この点は気を付けておいた方がよさそうです。

とは言え、「Holiday」以外も含めたCR-4シリーズ全体を見渡すと、多数存在するレビューのほとんどが4~5つ星評価という驚異的な成績になっています。

忍三郎
「担ぐ+自立」という特徴そのものが嫌だという方でなければ、満足できる可能性が高い商品と言ってよいかもしれませんね。

まとめ

ここで改めて、「CR-4 #02 HOLIDAY」をひと言で表すと、ブリーフィング特有のミリタリーテイストの効いたデザインに、上質な素材・配色によるカジュアル感が加わった、「担いで移動+自立」できるキャディバッグです。

以上、ブリーフィング「CR-4 #02 HOLIDAY」のご紹介でした。