ゴルフウェアの着回しは、特にゴルフ女子が常に頭を悩ませている問題ですね。
「同じメンバーでまたゴルフに行くことになった」などのケースでは、前回とは違うウェアで臨みたいという方が多いと思います。
しかし、ゴルフウェアは安い買い物ではないので、ウェアを何着も買うことは簡単ではありません。季節ごとにウェアの新作が登場するので、カラーなどのトレンドを追いかけるのも大変です。
私たちアマチュアゴルファーは、ゴルフに出かけられる頻度もまちまちなので、「ウェアを新調したシーズンに限って忙しくて、あまりゴルフに行けなかった・・・」なんてこともあり得ます。
今回は、ゴルフ女子向けに、このような悩みを一気に解決できるシンプルな方法をご紹介します。コスパの計算も付けています。
最初に結論
お得にコーディネートの幅を広げるならレンタル
ゴルフ女子がウェアの着回しで悩まないで済むためのシンプルな解決策は、ウェアをレンタルすることです。
この方法なら、ウェアを購入すると同じかそれより安い費用で、毎回違うウェアを楽しみながらプレーできます。
これと併せ、買い取り業者を利用して手持ちウェアの断捨離をすることもおすすめです。
では、ウェアをレンタルすることのメリット・デメリットは何か、費用はどれくらいかかるのか、どうすればレンタルできるのか、そしてウェアの断捨離のコツについて、ひとつずつ見ていきましょう。
ウェアのレンタルって何が良いの?
毎回違うウェアを着てゴルフに出かけたい方に最適の方法は、ウェアをレンタルすることです。
「レンタル」という方法がウェアの「購入」のに比べてどう優れているのか、メリット・デメリットとともに、費用の面でも両者の違いを見ていきましょう。
レンタルのメリットとデメリット
まずは、ウェアをレンタルする場合のメリットとデメリットです。買う場合との比較で考えます。
ここでは、日本で初めてレディースウェアのレンタルを導入した「ゴルクロ」を例に取っています。
ゴルクロでは、パーリ―ゲイツやマーク&ロナなど人気ブランドをはじめとする様々なメーカーの最新ウェアがレンタルできます。
レンタルのメリット
- 同じ金額で、購入する場合よりも多くの種類のウェアを楽しめる
ウェアのレンタルと購入にそれぞれ同じ金額を使うと仮定すると、レンタルの場合の方が、より多くの種類のウェアを楽しむことができます。具体的な比較は後述します。 - 「買ってしまったからには…」というプレッシャーがない
ウェアを買った場合、心の片隅に、「買ったからにはゴルフにたくさん行かないと!元を取るまで着ないと!」という気持ちが芽生えがちです。レンタルであれば、そういう焦りとは無縁でいられます。 - 家の収納場所に困らない
レンタルにしてしまえば、ウェアを何着も所有して、家の収納スペースが圧迫されることもなくなります。クローゼットの奥から、持っていることを忘れていたウェアがぺったんこの状態で見つかる、という悲しい経験をすることもなくなります。 - クリーニングしないで返せるので楽
ゴルフウェアはデリケートな洗い方を求められるものも少なくありませんが、レンタルの場合は使い終わったらそのまま返送なので、楽です。
なるほど、いいところが結構ありますね。
では、逆にデメリットについてはどうでしょうか。
レンタルのデメリット
- 受け取り・返送のタイミングが決まっている
「ゴルクロ」の場合、レンタルウェアを受け取るタイミングはプレーの前日で、返送はプレー翌日にゆうパックで行うことになっています。なので、「明日ゴルフ行こう!」と言われると、レンタルが間に合いません。ゴルフの予定が直前に決まることはまず無いとは思いますが…。 - 着用に注意が必要
香水の匂いが染みついて取れなくなったり、日焼け止めがシミになったりすると、汚損とみなされ、ひどい場合にはクリーニング代や修理費を請求される可能性があります。
※「ゴルクロ」では、「あんしん保証パック」というオプションを付けておけば、もしもウェアを汚してしまった場合でも、そのような請求は行われないようになっています。 - 万が一不良品が届いた時に困る
万が一、間違った商品や不良品が届いた場合、当然ながら料金は全額返金されるのですが、次の日のラウンドに間に合うように代替品が届くことは期待できません。
ここまでに見てきたメリットとデメリットの特に大事なポイントをギュッとまとめると、「レンタルなら、決まった日に受け取りと返送をしなければならないという手間と引き換えに、毎回自由にウェアをコーディネートできるという楽しさが手に入る」というところでしょうか。
万が一、届いたウェアが不良品だった場合に備えて、自宅に1~2着は自分のウェアを持っておくと安心ですね。
レンタルは費用の面でお得なの?
結論としては、いろいろなウェアを着たい人にとってはレンタルの方がお得です。
ここでは、実際に金額をシミュレートしてみましょう。
比較を分かりやすくするために、アディダスのレディースウェアを例に取って、夏用のものを10回使用する場合にかかる費用を考えてみます。
ウェアを購入する場合
アディダスで夏用レディースのゴルフウェアを見てみると、多少価格のばらつきはありますが、大まかな金額はトップスとボトムスがそれぞれ新品で約10,000円、帽子またはサンバイザーが各3,000円というところです。
いずれも1着では着回しのしようが無いので、それぞれ2品ずつ購入したとします。そうすると、必要金額は次のとおりです。
ボトムス:@10,000円×2個=20,000円
帽子:@3,000円×2個数=6,000円
合計:46,000円
この金額で購入した、各2種類のトップス、ボトムス、帽子だけを使って10回プレーした場合、1回あたりの金額は4,600円です。(3種類だと6,900円、4種類だと9,200円になります。)以外と費用がかかるんですね。
一方、購入の場合、同じウェアだけを長く使い続ければ、費用対効果が良くなってきます。
購入したトップス、ボトムス、帽子だけを使って20回プレーすれば、1回あたりの金額は2,300円になります。
ウェアをレンタルする場合
先ほど登場したゴルフウェアのレンタル業者「ゴルクロ」の料金を計算してみます。
ゴルクロでは、アディダスの夏物のウェアは、トップスもボトムスも帽子も、ほとんどのものが各1,500円でレンタルできます。1度に3品以上をレンタルする場合は、送料(通常1回800円)がかかりません。
つまり、全身、毎回全く異なるウェアを着ながら、1回あたり4,500円でプレーできます。
ただし、このレンタル方法では、10回プレーしても20回プレーしても、1回あたりの費用は常に4,500円です。
ここで、自前のウェアと組み合わせながら、「今回はトップスだけ」、「今回はボトムスだけ」という感じでレンタルするパターンもあります。この方法でも、毎回全く印象の異なるコーディネートが可能ですね。
この場合の費用は、レンタル料1,500円+送料800円ですので、毎回違うウェアを取り入れつつも、1回あたり2,300円でプレーできることになります。
とりあえず、シンプルなデザインのウェアを家で数着だけ持っておいて、好きなウェアをレンタルでアクセント的に投入するやり方は、お金を節約しつついろんなコーディネートを楽しめるのでおすすめです。
いずれのレンタルのケースでも、万が一汚損をしてしまった場合に追加費用を支払わなくてすむための「あんしん保証パック」を利用する場合、レンタル1回あたり追加で1,000円がかかる点に注意しましょう。
金額比較のまとめ
以上で見てきた「ゴルクロ」の金額のシミュレーションから、「ウェアのレンタルを活用して毎回全く異なる全身コーディネートで10回プレーする場合」のラウンド1回あたりのウェア代は、「2セットの新品ウェアだけで10回のラウンドをプレーする場合」と大差ないことが分かりました。
さらに、「ラウンドごとに1着だけレンタルウェアを取り入れる」という方法だと、費用を上の方法の約半分に抑えられることも分かりました。
いろんなウェアを楽しみたい方にとって、レンタルサービスがコスパに優れた選択肢であることがわかりますね。
逆に、同じウェアで何十回もラウンドを回っても全然OK、という方は、ウェアを購入した方が、長い期間で見たときのトータルのコストを抑えられるでしょう。
ウェアのレンタルってどうやるの?
ウェアレンタルの流れ
ゴルフウェアのレンタルに興味を持たれた方のために、ゴルクロのウェアレンタルの利用方法をご紹介しておきます。
ゴルクロでのウェアレンタルの流れ
- ゴルクロに会員登録
WEBページの「新規会員登録(無料)」から、氏名、配送先住所、Eメールアドレスなどを登録します。 - レンタルしたい商品を選んで注文
登録が済んだら、早速好きなウェアを選んで注文します。ブランド別、カテゴリ別、サイズ別、金額別、色別に商品を探せるようになっている上に、おすすめのコーディネートの紹介されているので便利です。 - ウェアが届く
注文の時に入力したプレー日の前日に、ゆうパックでウェアが届きます。受け取り時間帯の指定もできます。 - プレーする
好きなウェアを着て楽しくプレーしましょう。あんしん保証パック(1注文につき1,000円)を付けておくと、予期せぬ汚損・破損の際にも追加の請求が発生しないので安心です。 - 返送する
プレーの翌日にゆうパックで返送します。伝票と返送用バッグはウェアが届く際に同梱されているので、わざわざ準備する必要はありません。
以上です。
レンタルの注文は、スマホやPCからポチるだけなのでとても簡単です。
必ずプレー翌日に返送しないといけない点がやや面倒ですが、返送用の伝票と袋を準備する必要はありませんし、ゆうパックは郵便局だけでなくローソンやミニストップといったコンビニでも発送できるほか、電話・ネットで集荷依頼もかけられるので、「返送の手間はコスパよくいろんなウェアが着られることと引き換えだ」と思えば、納得できるレベルかなと思います。
ちなみに、宿泊を伴うゴルフ旅行など、受取・使用・返送が3日間に収まらない場合は、注文時にレンタル期間を長く取ることも可能です(1着・1日につき500円)。
ゴルクロの登録に会費はかからないので、気になった方は「とりあえず1回だけ試しに利用してみる」というのも良いかもしれません。
>> 日本初!レディースゴルフウェアのレンタルサービスサイト「ゴルクロ」
ゴルクロはサブスクもある
ゴルクロでは、単純なレンタルだけではなく、月額性のいわゆる「サブスク」のサービスも展開しています。
その内容は、月額4,800円の料金で「毎月、どれでも3つまでアイテムを無料レンタルでき、送料も1回分無料になる」というものです。
ゴルクロの中には、高価なブランドのウェアや冬物のアウターなど、単価が1,500円より高いものも色々とありますが、それらも含めて「何でも3アイテムまで」無料です。
月に1回以上ゴルフに行くことがほぼ確実な人は、サブスクを選ぶというのも良いかもしれません。
おまけ:ウェアの断捨離
あまり着ないウェアは勿体ないから売ってしまう
今後、レンタル中心でウェアを調達していこうという人は特に、古いウェアを処分してしまうのがおすすめです。
売るか売らないかの判断基準として忍三郎がおすすめしたいのは、「過去1年間に1度も使わなかったウェアは売る。悩んでも売る」です。
理由はいたってシンプル、今年1回も着なかったウェアは、たぶん来年も着ないからです。来年着るとしても、せいぜい1回でしょう。
ならば、そのウェアはお金に換えてしまって、「これ、着なきゃな…」という呪縛から解放され、毎回気ままに好きなウェアをレンタルしていく方が楽しいと思います。
どうやって売ったらいいの?
慣れている方は、メルカリなどのツールで捌いてしまうだけですが、「自分のモノをあまり売ったことがないし、何かそういうの、面倒そう…」と思う方は多いと思います。
実際、メルカリなどが「面倒」というのはその通りです。
自分でメルカリなどに出品すると、商品の写真を上手に撮って説明文を作り、購入希望者が出てきたらその人とやり取りして、商品を梱包・郵送するところまでを自分でやらないといけません。クレームが付いたら更に面倒です。
しかし、そういう面倒を省いてゴルフウェアを売る方法はあります。ウェアの買取業者を利用すればいいのです。買取業者を利用する場合の手続きはとても簡単です。
ゴルフウェア買取業者の利用手順
- 宅配キットの取り寄せ
電話かWEBフォームで、宅配キットを取り寄せる。 - 売りたいモノを送る
宅配キット(箱)が届いたら、「売りたいモノ」と「申込書」と「身分証明書のコピー」を入れて郵送する。送り状は宅配キットに入っているので、いちいち作る必要なし。 - 値段を見て売るかどうか決める
査定結果がメールで届くので、1品ごとに「売る」か「返してもらう」か判断して、返信する。 - 買取金が支払われる
「売る」と決めたモノの代金が振り込まれる。「返してもらう」モノは自宅へ返送される。
以上です。
この手続きは全て自宅から行えるので、とても楽です。そして、査定する人が自宅に上がり込んで来ることもないので、一人暮らしの女性でも安心して利用できる、という点も大事です。
買取業者の選び方ですが、ゴルフウェア買取専門店の「レオゴルフ」は送料・手数料が全て無料なのでおすすめです。
ここがおすすめできるもう一つの理由は、「店舗を構えていないこと」です。店舗の賃料や、店舗スタッフの人件費などのコストをかけていない分、レオゴルフは、リサイクルショップなどに持ち込む場合に比べて高額の査定が期待できます。
比較対象としては、同じく送料・手数料無料の買取業者「ストスト」が挙げられます。
両社とも高額買取をウリにしていて、実際に何をいくらで買い取っているかという例をホームページ上に多数掲載しているので、買い取り価格をイメージし易いと思います。
>> ゴルフウェアの買取専門店「レオゴルフ」【送料・手数料無料】
一着残らず売ってしまうべき?
断捨離といっても、自宅のウェアを1枚残らず売り払いましょう、というわけではありません。
必要最小限のウェアを手元に残すのがベターです。次のようなものを手元に残しておきましょう。
手元に残しておきたいゴルフウェア
- 数としては、トップスやボトムスをそれぞれ2~3着
- 色・デザインは、いろいろなウェアと合わせやすいのもの
上で触れたとおり、使いやすいウェアを残しておいてレンタルウェアと組み合わせることで、レンタル費用を抑えることができますし、万が一、レンタル会社に不手際があって「プレー前日にウェアが届かない…!」といった場合にも、着ていくウェアがあると安心ですからね。
以上、今回は、色々なウェアを楽しむためのレンタルと、ウェアの断捨離のやり方をご紹介しました。
「えいっ!」と思い切って断捨離を決行し、身軽になってからウェアのレンタルを楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
- ゴルフ女子が、コスパ良くいろんなウェアが楽しむ方法は「レンタル」!
- ウェアのレンタルは、ウェアの種類が豊富で料金も手頃な「ゴルクロ」がおすすめ。
- ウェアの買取業者のおすすめは、送料・手数料無料の「レオゴルフ」や「STST」。
>> 日本初!レディースゴルフウェアのレンタルサービスサイト「ゴルクロ」