ゴルファーにとって、冬は試練のシーズンです。
ラウンドができないわけではありませんが、その機会は減りがち、練習に行く出足も鈍りがちですね。
そうしているうちに腕がなまってしまい、春先に久々のゴルフに出かけた時には散々な結果に…というパターンも珍しくはありません。
そこで今回は、ゴルフと疎遠になりがちな冬の期間でも、ゴルフの実力をキープしたり上達させたりするためのポイントをご紹介します。
最初に結論
インドアでもできることは色々ある
外に出るのが億劫な冬の間でも、ゴルフの腕前のキープや上達のために、インドアでできることがあります。
次の春に幸先よく、そして調子よくスタートを切るためにできる主なことは、以下の3つです。
- 技術を錆び付かせないための「家での練習」
- ゴルフの考え方や戦略を鍛える「ゴルフメモ」
- 冬の間に劇的に上達したければ「ゴルフレッスン」
以下では、この3つのポイントについて順番にご説明していきます。
「家での練習」
ゴルフをしない間に技術は錆び付く
ゴルフのラウンドや練習に行かない間、スイングの技術や感覚はどんどん錆び付いていきます。
長い間ラウンドや練習に行けないことの多い冬の期間はなおさらです。
ゴルフ歴の長い方であれば、スイングの感覚がしっかり身体に浸透していて、少しの間ゴルフを離れていても、そう簡単に失われることはないかもしれません。
しかし、ゴルフ歴の浅い初級者の方は、せっかく練習を頑張って手に入れた感覚や技術を冬の間にすっかり忘れてしまう、ということも珍しくありません。
久々にラウンドに出た時に、「あれ?あれ?」と言っているうちにスコアはガタガタ、なんてことがあっては勿体ないですよね。
短時間の「家練」でも効果大
毎日ほんの数分間、家の中でスイングの感覚を確認するだけでも、この「錆び付き」をかなり予防することができます。
家での練習を上手にやる人とそうでない人は、下の図のようなイメージで、時間の経過とともにかなりの実力差が現れてきます。
こちらの記事では、家での練習方法と、そのために役立つ2つのおすすめアイテムをご紹介しています。
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「ゴルフメモ」
ボールを打つだけがゴルフではない
ゴルフにおいて、ボールが上手に打てることは確かに大切です。
しかし、それと同じかそれ以上に、ゴルフを「考える力」も大切です。
二人のゴルファーがいたとして、ボールを打つ技術がまったく同じであっても、「考える力」に差があると、両者のスコアには大きな差が出てきます。
ここで言う「考える力」とは、自分の実力に見合ったコース戦略を立てる力や、出くわした場面ごとに適切な番手やショットを選んでいく力、そして「自分のスイングの大切なコツ」や「自分には何ができて何ができないか」を把握する力などを意味しています。
今回のテーマは「ラウンド全体の戦略」です。 90切り達成のために、実際にラウンドをプレーする時、何を狙い、何を工夫し、何に気を付ければいいのか、その考え方の部分に注目していきます。 最初に結論 「ボギーオン・2パッ[…]
冬の間でも、そういった「考える力」は伸ばし続けることができます。そして、そのために役立つのが「ゴルフメモ」です。
ゴルフメモで自分のゴルフを見つめ直す
にんゴルでは、初心者・初級者の方が効率的に90切りを達成するための秘訣として、「ゴルフメモ」を作ることをご提案しています。
「ゴルフメモ」とは、自分のスイングの方法から番手ごとの飛距離、ラウンドの基本的な攻め方など、あらゆる情報を簡潔にまとめた自分だけのメモです。
ゴルフメモを作ることの主なメリットは次の2つです。
- いつも「なんとなく」プレーしてしまってスコアを悪くしている部分がゼロに近づく
- 自分の構えやスイングについての大切なコツを忘れずにキープできる
これまで、ゴルフの技術的な面に集中していた方も、一度、実際にメモを作りながら思考をめぐらせてみると、「技術的な面だけでなく考え方の面もゴルフスコアを大きく左右する」ということに気が付かれると思います。
こちらの記事で、ゴルフメモについて詳しくご説明しています。イメージしやすいように、実際に忍三郎が使っていたゴルフメモの例も付けています。
今回は、90切りパッケージの集大成、総まとめと言ってもいい回です。 これまで、90切りパッケージの中でご紹介してきた情報を、「自分専用の90切りレシピ」となるゴルフメモに落とし込みましょう。 もちろん、具体的な中身も[…]
「ゴルフレッスン」
冬こそ「インドアレッスン」の価値が高まる
寒い冬の間は、なかなかラウンドや練習に出かける気になりません。
でも、できることなら冬の間も本物のクラブで本物のボールを打ちたいですよね。
しかも、それでゴルフが上達できるとすれば最高です。ただでさえ、冬の間はゴルフの腕がなまりがちで、実力をキープするだけでも大変なのですから。
そう考えると、もしも予算的な余裕があるならば、「冬の間にインドアレッスン系のゴルフスクールに通って実力を伸ばす」というのはかなり合理的な選択です。
おすすめのスクールは?
忍三郎がいくつものゴルフスクールを調べてみた結果としておすすめしたいゴルフスクールは、ゴルフパフォーマンスとRIZAP GOLFです。
どちらも、簡単なWEB申し込みだけで、無料もしくは非常に低価格の「お試し体験」ができます。
忍三郎が、数あるスクールの中からこれらをおすすめする理由は、下の記事でご説明しています。
今回のテーマは「おすすめのゴルフレッスン」です。 ゴルフスコア「90切り」の一つ前の段階である「100切り」がなかなか達成できずに苦しんでいる方のためにお送りします。 中でも特に… 「ゴルフを始めたばかりなので[…]
上の記事の中では、ゴルフパフォーマンスをイチ押しとしてご紹介していますが、このスクールはサービスの一部として屋外レッスンを含んでいますので、「寒い冬の期間」という条件を加味して考えると、完全インドアのRIZAPゴルフの方が利用しやすいかもしれません。
まとめ
冬の間に、ゴルフの腕前キープやスコアアップのためにできる主なことは…
- 技術を錆び付かせないための「家での練習」
- ゴルフの考え方や戦略を鍛える「ゴルフメモ」
- 冬の間に劇的に上達したければ「ゴルフレッスン」
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したように、冬の間でも、ゴルフの上達のために色々なことができます。
冬が明けて久しぶりに一緒にゴルフに出かけた仲間に「おー!?上手くなってる!」と驚かれるのも面白いと思いませんか?笑