各ホールの最後、数センチ単位の精度を求められるパターは、特に感覚がものを言うクラブです。
「今のパター、何かは分からないが、しかし確実に何かが自分に合っていない」といった違和感を感じている方がおられても不思議はありません。
今回は、そんな方に向けてちょっとしたご提案です。
最初に結論
世界に1本だけの自分専用パターを作る
- 今使っているパターがどうもしっくり来ない。
- パターを一生懸命練習しているが、なかなかスコアアップに結び付かない。
そんな方は、自分が今持っているパター、もしくは新品か中古品で調達したパターを改造して、世界に1本しかない自分専用パターを作ってみるのはいかがでしょうか。
今回は、その具体的な方法をご提案します。
自分専用のパターを作る手順
① ゴルフショップでたくさん試打する
画像の引用:ゴルフパートナー公式HP
最寄りのゴルフショップに足を運び、今持っているパターのことはいったん忘れて、いろんなパターを試打しまくります。
いろんなパターというのは、例えば、シャフトの長いものと短いもの、マレット型とピン型、グリップが太いものと細いもの、といった具合に、まったくタイプの異なるものをとにかく次々と試していきます。
これまで自分が見向きもしなかったタイプのものも、ものは試しと思ってどんどん触ってみましょう。
気になったパターは、握る位置を変えながら、自分が最もやりやすいと感じる長さを調べておくようにするとさらにグッドです。
そうして、自分のフィーリングだけを頼りに、自分が打ちやすく感じる、簡単に感じるタイプを見つけ出していきます。
「パットに型なし」。
自分に合ったパターを見つけるのに、他人からのアドバイスは必要ありません。
とことん自分の感覚と向き合いましょう。
② 作りたいパターの構想を決める
試打をたくさん行ったら、自分に一番しっくり来たパターの特徴を整理しましょう。
ヘッドの形状、シャフトの長さ、グリップ位置と太さなど、一番気に入った条件を書き出します。
③ ベースとなるパターを手に入れる
自分の理想のパター像がある程度見えたら、そのベースとなるパターを手に入れます。
自分が現在持っているパターがベースにできそうなら、話は早いです。
そうでない場合は、新品か中古のパターを購入することを考えましょう。
忍三郎の個人的おすすめは中古パターです。理由はたくさんあります。
「自分専用パター造り」に
中古パターをおすすめする理由
- 値段が手頃なので、気軽に試せる。気に入らなくても気軽に再トライできる。
- 過去の様々なモデルから選べるので選択肢がものすごく多い。
- パターは傷みにくいので、中古品でも品質の心配がほとんどない。
- グリップはどうせ交換するので、ボロボロでも全然問題ない。
- 今、新品のクラブだって、1年後には「1年型落ち品」。
特に、1点目の「気軽に試せる」「気軽に再トライできる」が大きいと思っています。
中古クラブ探しで忍三郎がおすすめしたいのは、ゴルフパートナー(GOLF PARTNER)です。
画像の引用:ゴルフパートナー公式HP
ゴルフパートナーは、中古クラブの在庫数が55万本超の、中古クラブ販売最大手です。
ゴルフパートナーの中古クラブは、社内の専門家によって状態のランク付けがされていて、さらに商品写真も充実しているので、オンラインでも商品を選びやすいです。
さらに、ゴルフパートナー は全国に店舗を構えているので、購入した製品に何か問題があっても、すぐお店に相談に行くことができます。
ゴルフパートナー以外では、同じく店舗を全国展開している中古クラブ販売店のゴルフドゥ!もおすすめです。こちらも、15万本以上というかなりの中古クラブ在庫数を誇ります。
これら2つのストアをチェックすれば、目当てのクラブはほぼ間違いなく見つかると思います。
自分専用パターの土台として、中古品を使おうと思われた方は、ぜひ一度、ふたつのオンラインストアを覗いてみてください。
>> 中古クラブ在庫数55万本!ゴルフパートナー楽天市場店へ
>> 中古クラブなら在庫数15万本の【ゴルフドゥ!オンラインショップ】
④ シャフトカット&グリップ交換
改造のベースとなるパターを手に入れたら、あとは改造するのみです。
気に入ったパターを握りしめて、最寄りのゴルフショップを訪れましょう。
具体的にやることはたったの2つ、「シャフトカット」と「グリップ交換」です。
「シャフトカット」では、自分がいちばんしっくりくる構えでパターを持った時、グリップ位置がぴったりになるように、シャフトを切ります。シャフトは、お店で簡単に切ってもらえます。
「グリップ交換」では、試打の時に自分が気に入ったグリップをあらかじめ購入して持ち込むか、訪れたゴルフショップで購入し、「シャフトカット」とセットで取り付けてもらいます。
ゴルフ専門店は、ほとんどのところが、それほど高くない工賃でシャフトカットとグリップ交換を引き受けてくれますが、グリップをお店で買わずに持ち込む場合は割高になるといったことがあり得るので、利用する予定の店舗の料金がどうなっているか、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
ちなみに、パターの多くは、他のクラブと同じく、シャフト自体を丸ごと新しいものに取り換える、いわゆるリシャフトもできますが、忍三郎としてはパターのリシャフトはあまりおすすめできません。
もともとパターのヘッドと一番相性がよくなるように曲がりなどが設計されたシャフトを外してしまうと、せっかく気に入っていたはずのグリップ感・打感がまったく別物になってしまう可能性があるからです。
「自分にとって長さに余裕のあるシャフトのパターを選んで、シャフトカットする」というのを基本路線にすべきかなと思います。
以上で、「ありそうでどこにもない、世界に1本だけの、自分専用のパター」が完成です!
これでスコアアップにつながれば最高だと思いませんか?
道具に対する愛着も深まり、きっとゴルフがさらに楽しくなりますよ。
まとめ
自分が今持っているパター、もしくは新品か中古品で新たに調達するパターを改造して、世界に1本しかない自分専用パターを作ってみよう。
- たくさんのパターを試打する
- 作りたいパターの構想を決める
- ベースとなるパターを手に入れる
- シャフトカット&グリップ交換
いかがだったでしょうか。
「世界に1本だけの自分専用パター」に興味を持たれた方は、ぜひ一度、ゴルフショップの試打に足を運んでみてくださいね。
それより先に、まずオンラインストアを訪れて、どんなパターがどんな値段で手に入るのかをチェックしておく、というのもよいかもしれませんよ。
↓中古パター探しはこちらから↓