7番アイアンが
100ヤードしか飛ばない人の
シンプルな解決策【ゴルフを簡単に】

7番アイアンが100ヤードしか飛ばない

ゴルフ初心者の男性の方には、「7番アイアンが100ヤードしか飛ばない」という方が少なくないと思います。

忍三郎も、初心者の頃に「ピッチングウェッジはちゃんと100ヤード飛ぶのに、なんで7番アイアンも同じ飛距離なの?」、「クラブが自分に合ってないのか?」と悩むことがありました。

今回は、そんな方のための解決策をご提案します。




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最初に結論

大切なのは綺麗にボールを捉えることだけ

7番アイアンが100ヤードしか飛ばないという方は、「綺麗にボールを捉える」というポイントだけを意識して、小さなスイングから試してみることをおすすめします。

その上で、少しずつショットを大きく強くしていくと、意外なほど簡単に100ヤード以上の距離が出せるようになるはずです。

以下では、7番アイアンが100ヤードしか飛ばない理由に触れた上で、「綺麗にボールを捉える」というのがどういうことか、詳しく見ていきます。

7番アイアンが100ヤードしか飛ばない理由

ボールを綺麗に捉えきれていない

7番アイアンが100ヤードしか飛ばないと悩んでいる方が、その原因についてネットで調べてみると、身体やフェースが開いている、ハンドレイトになっている、など、技術的な原因として考えられることがたくさん出てくると思います。

しかし、忍三郎は、この問題はもっとシンプルで直接的な原因で説明できると考えています。それは、「ボールを綺麗に捉えきれていない」というものです。

この問題を抱える人のスイングを技術的な要素に分解して見ていけば、色々な技術的原因は確かにあり得ます。しかし、最も直接的な原因は何かと言えば、フェースがボールにちゃんと当たっていない、つまり「ボールを綺麗に捉えられていないから」に他なりません。

細かい技術論はいずれも、「ボールを綺麗に捉えきれないことの原因かもしれない要素」に過ぎないのです。

問題の構造を目で見えるようにするならば、こんな感じでしょうか。

100ヤードしか飛ばない原因

「パワー不足」はあり得ない

成人男性の7番アイアンが100ヤードしか飛ばない場合、その原因が「パワー不足」である可能性はほぼ0%だと言い切れます。

忍三郎は成人男性の平均よりも体格が小さく力も弱いグループに属すると思いますが、それでも、6割程度の力加減で7番アイアンの飛距離は約140ヤードです。綺麗にボールを捉えさえすれば、体幹だけで打っても、手打ちでも、120ヤードは余裕で届きます。

しかも、忍三郎のアイアンは古いので、ロフトは34度くらいです。最近のアイアンはロフトが立っているので、7番アイアンで140ヤード程度のショットはもっと簡単なはずです。

男性が7番アイアンで綺麗にボールを捉える場合、100ヤード程度しか飛ばないということはむしろあり得ないと言ってよいでしょう。

7番アイアンの飛距離アップのための対策

細かい技術論は必ずしも必要ない

では次に、7番アイアンで100ヤード以上の飛距離を打てるようになるための対策として、何をすればいいのかを考えます。

大切なのは、細かい技術的なことをチマチマ考えずに済む方法からトライすることです。なぜなら、そんな方法で上手くいけば、「7番アイアン100ヤードしか飛ばない問題」は一発で解決できるからです。

ひとつひとつの細かい技術要素は、ボールを綺麗に捉えきれていない原因かもしれませんが、そうでないかもしれません。

それらを片っ端から検証して解決を試みるということは、「何本アタリが入っているか分からないくじ引きから、全てのアタリを引け」と言われているようなものです。

目的に対して効果的なアプローチとは言えませんね。

 

綺麗にボールを捉えさえすれば飛ぶ

綺麗に当てることに集中して「小さなスイング」から

細かい技術にはこだわらないとして、では、どうすればボールを綺麗に捉えることができるでしょうか。

にんゴルの答えは、「小さいスイングから始める」です。

まず、50ヤードしか飛ばなくてもいいので、小さいスイングで、フェースが綺麗にボールを捉えられる打ち方を探します。

フルスイングではまともにボールを打てない人でも、小さい振り幅なら綺麗にボールを打てる可能性は高まります。

そして、上手く打てた時の感触を体に覚え込ませます。

人によって感じ方は違うとは思いますが、忍三郎は、綺麗にボールを捉えた時には「柔らかいものをグシャリと叩き潰したような感覚」が得られます。一種の快感です。

鍛造系のアイアンは、特に柔らかい打感を得やすいと言われています。

小さいスイングで何度も綺麗にボールを捉えられるようになったら、その打ち方で少しだけスイングを大きくして、また同じことを繰り返していきます。

そうしている内に、100ヤードくらいの飛距離はあっさりと突破できます。

にんゴルでは、アイアンの飛距離に限らず、初心者が手っ取り早くスコアアップするために役立つ手法として、小さいスイングから始めることをおすすめしています。

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たった1つのコツ

スイングのフォームすらも二の次

小さいスイングからだんだん大きくしていくスイングの「形」、つまりフォームはどうすればいいかという疑問があると思いますが、「今のあなたの振り方できちんと当たるならそれでOK」です。

「正解のスイングをしなければショットが失敗する」という考え方は間違っていると思います。「ショットが成功するなら、そのスイングは正解」なのです。

忍三郎は、「ゴルフには、たった一つだけ正解のスイングが存在していて、全てのゴルファーはそれを身に付けるべき」という思い込みが、多くのアマチュアゴルファーを苦しめていると思います。

ショットが成功すれば、スコアが良くなります。

スコアが良くなれば、ゴルフが楽しくなります。

それを可能にするスイングは、正解に決まっています。

個性的なスイング、いいではありませんか。

プロのような見た目のスイングでなくてもいいんです。

実際、少々癖のあるフォームでも、7番アイアンで140ヤードくらいのショットは打てます。

この140ヤードという数字、「日本の男性アマチュアゴルファーの7番アイアンの平均的な飛距離」と言われています。つまり、そのくらいの距離を打てる人は日本に山ほど居るということです。

それらのゴルファーは全員が理想的なスイングをしている、なんてことはあり得ませんね。

つまり、そのくらいの飛距離が打てるスイングのパターンなんていくらでもある、ということです。

自分のスイングではきちんと当たらない…という方へ

さて、スイングは自由だと言いましたが、「ちゃんと当たればスイングは何でもいいなんて言われても、問題が解決しないよ」という方や、「今の自分のやり方では小さいスイングすらも上手くいかない…」と悩んでいる方も居られるかもしれません。

そこで、スイングのやり方についても、二つご提案しておきたいと思います。

(1)にんゴルが提案する「簡単スイング」

にんゴルでは、初級者の方のために簡単なスイングの方法をご紹介しています。

このスイングのコツは3つだけで、難しい技術は特に必要としません。

興味のある方はこちらをご覧ください。

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スイング

これは、完璧を追い求めず、その代わりに「簡単にできて、そこそこの飛距離で、方向性もまあまあ安定するショット」を目指すもので、まさに、「綺麗に当てさえすればきちんと飛ぶ。そして、きちんとゴルフになる。」という考え方に基づいたスイングです。

このスイングで、100切り・90切りくらいまでは十分に通用します。

「まずは少しでも早くゴルフでそれなりのスコアが出せるようになって、ゴルフが楽しいと思えるようになりたい。その後で、スイングについてゆっくり研究していきたい。」

そんな考え方の方は、一度このスイングを試してみていただければと思います。

(2)レッスンに通う

目先のスコアを追い求めるのではなく、きちんとした専門家に習って格好良いスイングを身に付けたいという方には、ありきたりですが、やはりレッスンに通うことをおすすめします。

ただし、ゴルフスクールに通う場合、たとえ安い部類と言われるところでも、立派な費用がかかります。

その費用を覚悟してレッスンに通うのであれば、スクール選びの時には、ハッキリと結果を保証してくれるところ、そして、結果を出させるための明確な方法を提示できるところを選ぶべきだと思います。

忍三郎がおすすめしたいゴルフスクールは、ゴルフパフォーマンスRIZAP GOLFです。

どちらも、簡単なWEB申し込みだけで、無料もしくは非常に低価格の「お試し体験」ができます。

忍三郎が、数あるスクールの中からこれらをおすすめする理由は、下の記事でご説明しています。

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まとめ

  • 「7番アイアンが100ヤードしか飛ばない」と悩む方は、「綺麗にボールを捉える」というポイントだけを意識して、小さなスイングから始め、だんだんスイングを大きくしていくのがおすすめ。
  • 「スイングの正解は一つしかない」という思い込みは必要なし!