「にんゴル」について

ゴルフ

「にんゴル」は、男女問わずゴルフの初心者や初級者の方々向けに、中級者(=スコア80台を頻繁に出せる人)になるための方法として、ボールの打ち方、実際のスコアアップに繋がる練習方法、思考方法、ラウンド時のコツなどをコンパクトにまとめて、パッケージでお届けするサイトです。

体格にも特に恵まれていない普通のサラリーマンである、わたくし忍三郎が、技術・道具・知恵・(決して多くない)お小遣いなど、使えるものを全て使い、工夫によって短期間で中級者となった経験から、大事なことだけを拾い出して、皆さんが効率的に上達するためのお手伝いをしていきます。

こんな人のためにお届けします

  • 「ゴルフ上手くなりたいけど、何をどう頑張ればいいのか分かんない」という人。
  • 「男性用のアドバイスはあんまり参考にならないんだけど・・・」という女性の方。
  • 「練習はたくさんやってるんだけど、肝心のスコアが良くならない!なんで!?」という人。
  • 「レッスンや動画や本をいろいろ試してるけど、やたらと細かいアドバイスを何個も何個ももらってるうちに、逆にワケわかんなくなっちゃったよ」という人。
  • 「ラウンド時は自分のプレーのことでいっぱいいっぱい…もっと余裕を持って楽しみながら回れるようになりたいな」という人。
  • 「練習やラウンドに費やせる時間もお小遣いも限られているから、スコアアップに直接結びつくような大事なことを優先して身につけていきたい」という忍三郎のような社会人ゴルファーの仲間たち。

…そんな人々へ、この「にんゴル」を捧げたいと思います。

忍三郎の自己紹介

ここで、改めて自己紹介をさせてもらいます。私の名前は忍三郎です。 ゴルフ歴は今年で約5年です。 練習機会は週末しかなく、月に2〜3回です。 ラウンドはハイシーズンでも月に1回で、年間8〜10回くらいです。
Ninzaburo忍三郎

わたくし忍三郎は、ゴルフを始めてから1年ほどで100切りを果たした後、惰性で練習・ラウンドをやっているうちに、スコアはいつも100前後、しかしどんなに上手くいっても絶対に90を切ることはない、くらいのレベルで成長がピタリと止まっていました。

何かを根本的に変えないと、これ以上の成長は無いと考えた忍三郎は、ゴルフについての先入観や自分の中のルールを一回全て捨てて、自分のゴルフをイチから見直すことにしました。

その結果として、ある意識改革が起こり、これをきっかけに2ヶ月ほどであっさりと90の壁を破ることができました。

その意識改革とは、ゴルフを「打ち方」、「練習」、「ラウンド」などのあらゆる面で捉え、それら全てについて「完璧を求めない代わりに、とにかくシンプルに、簡単にする」というものです。

「そんな言葉、どこかで聞いたことあるよ」という感じですよね。忍三郎自身もそんな気がします。

ところが、この言葉をさらに噛み砕いて、具体的に何をどう簡単にすればよく、それによってどんな良いことがあるのか、そういうことを教えてくれる人はあまりいないように思います。

本サイト「にんゴル」では、そういう具体的なことについて、忍三郎の実体験をもとに一つずつご紹介していきたいと思います。


にんゴルの目指すもの

このページでは、にんゴルが何を目指しているのかをお伝えしておきたいと思います。

アマチュアゴルファーの誰もが憧れるのものが、シングルプレイヤーですね。彼らを上級者と呼ぶことに反対する人はいないでしょう。

ならば、それに次ぐ実力のゴルファーが中級者ということになります。

にんゴルでは、「スコア80台を頻繁に出せる人」を中級者と呼ぶことにしたいと思います。

にんゴルでは、初心者・初級者の皆さんが効率よく「中級者」の仲間入りを果たすための方法をご紹介していきます。

さて、世の中にはいろんなゴルファーが居ますが、特に注目したいのが、中・上級のシニアゴルファーです。

パワーや技術などの肉体的なことで言えば、若い私たちの方にアドバンテージがあるはず。

しかし、彼らはいつも、私たちより遥かに良いスコアでラウンドを終えます。

忍三郎が自分のゴルフをイチから見直す中で、彼らが大きなヒントになりました。

この経験を皆さんにお伝えすることで、皆さんの中級者へのステップアップの役に立ちたい、というのがにんゴルの出発点です。

中級者になれない多くの人が抱える問題

中級者になれずにくすぶっていた忍三郎が、シニアの上級者ゴルファーを観察し、じっくりと考えてみて分かった大切なことは次の2つです。

実際、この2つに気付いてから、忍三郎はあっという間に中級者の仲間入りを果たすことができました。

中級の壁を破るために大切な気づき

  • ゴルフに研究熱心な人ほど「スイング」にフォーカスし過ぎている。
  • 初級者の多くは力と体力がある故に自らわざわざゴルフを難しくしている。

以下でこの2つを順番にご説明します。

スイングへの過剰なフォーカス

スイングにフォーカスし過ぎ

私たちは、知らず知らずのうちに、スイングのことだけ異常に細かくあれこれと気にするようになってしまいがちです。

上手なシニアゴルファーの中には、「独特のスイング」をする方々も珍しくありません。

しかし、スイングは独特でも、飛距離がそれほど大きくなくても、大きなミスをすることはとても少ないです。その上で、スイング以外の心構えやコース戦略、トラブルからのリカバリー、最後の50ヤードの立ち回りなど、「スイングの形」以外のたくさんのノウハウを駆使して好スコアを残します。

一方で、私たちはどうでしょうか。

今の時代、ゴルフ上達のコツは雑誌やネットで簡単に手に入ります。むしろ情報は多すぎると言ってもいいくらいですね。

そして、ゴルフ雑誌やYouTubeやブログで圧倒的に多く見かけるのは、「スイング」に関する指導です。

さまざまな情報源が、ハンドファースト、コック、体重移動、地面の反発など、スイングを改善するためのあらゆる要素について教えてくれます。私たちは、そんな次から次へと出てくる情報に興味津々です。

でも、ちょっと待ってほしいのです。

それらの細かなことには、あなたの貴重で限りある時間を延々と費やすだけの価値が、果たして本当にあるでしょうか。

忍三郎は、「スイングの細かいことばかりにこだわっても、割に合わない」と考えます。

例えば、忍三郎が血の滲むような特訓によってハンドファーストと体重移動をマスターしたとしましょう。その結果、忍三郎が手にするのは、おそらく「ドライバーの飛距離+10ヤード」とかそんなところだと思います。

これでスコアはいくつ縮まるでしょうか。恐ろしいことに、1打も縮まらない可能性があるのです。なぜなら、この10ヤードが明暗を分けるのは、上級者(=シングルプレーヤー)以上の世界での話だからです。

忍三郎の第1打が他のプレイヤーより10ヤード遠くに届いたとしても、他のプレイヤーは第2打で忍三郎よりも一つ大きい番手を握り、忍三郎の「血と汗の努力の成果」と大差ない結果を得ることになると思います。

素晴らしいスイングの秘訣に関する膨大な量の情報にさらされ、私たちはいつしか、完璧なスイングを手に入れることが自分のゴルフの最終目標であるかのような勘違いをしてしまってはいないでしょうか?

私たちが本当に目指したいのは、スコアアップですよね。

スイングは確かに大事です。しかしそれは、スコア改善に直結するような、他の様々な工夫をするチャンスを投げ捨ててまで没頭せねばならないほどに大事というわけではないのです。

自分でゴルフを難しくしている

自分でゴルフを難しくしている

私たちは、知らず知らずのうちに、自分で勝手にゴルフを曲芸のように難しくしてしまっています。

若い人は力があり、体力もありますね。私も自分はまだ若い部類だと信じていて、実際に(自分なりの)強い力で何度もスイングできます。

そんな私たちがコースに出ると、「完璧に打てればあの木の枝には当たらないだろう」、「フルスイングでいけばあの池を越えれそうだな」という誘惑がたくさんあります。

その結果として何度も、私たちは美しい涙を流してきました。

強く振ろうとすればするほど、狙いの許容範囲を絞れば絞るほど、結果的にミスショット(=自分の狙い通りにいかなかったショット)の確率は当然高まります。

私たちは、誰に求められたわけでもないのに、毎回毎回自分で勝手に合格ラインを異常に高く設定して、勝手に失敗して、地団太を踏んでいるわけです。

一方で、先程触れたようなシニア達はどうかと言えば、致命的なミスショットの確率が極めて低いのです。

彼らは、力任せのスイングはせず、「自分にとって、この1打はこれで十分」という手堅いショットを繰り返していきます。

簡単に済ませるという考え方は、スイングの強度だけではなく、コース戦略などあらゆる側面に当てはまります。

彼らは、池があれば手前に落とし、次の1打で悠々とグリーンに乗せていきます。ティーショットがバンカーに入ってしまえば、1打の損を受け入れて、そこからの脱出を最優先にします。それで十分であることを、彼らは長年の経験で知っているのです。

百戦錬磨のシニアゴルファー達から学ぶべきことは、スイングばかりでなく、他の大切な要素もしっかり意識すること、そして、難しさや複雑さをことごとく回避して徹底的にゴルフを簡単にすることの大切さなのです。

にんゴルの全体像

スイングに過剰にフォーカスしすぎ、そして、自分で勝手にゴルフを難しくし過ぎ。忍三郎は、この二つの課題を自覚しました。そして、以下の二つを強く意識し、さまざまに工夫を講じてみました。

  • スイング以外も含めたゴルフのあらゆる側面に注目する。
  • 完璧は求めない代わりに、とにかくシンプルで簡単なやり方を見つける。

その結果、2ヶ月ほどでスコアが90を切り、そして安定するようになりました。そうして現在は、シングルの壁に挑んでいるところです。

忍三郎が90切りできたということは、世の中の大半のゴルファーにも簡単にできるはずです。

プロの教えの中には、「私たちの練習環境や実力では無理!」というものもあると思いますが、単なる社会人ゴルファーの忍三郎にできることなんて、きっと皆さんなら普通にできてしまうはずですから。

誰にでも実行可能な、「90切りを実現するための方法」をひとつのパッケージとしてお送りすべく、このサイトでは、下のような項目に分けて、忍三郎が検証した「簡単なやり方」を具体的にひとつずつご紹介していきたいと思います。

読んで「ふーん、なるほど」で終わらせず、皆さんが「実際に覚えて使える情報」にできればとの思いから、「90切りパッケージ」では項目数をできるだけ絞っています。

ほとんどの人は、たとえどんなにゴルフが好きでも、ゴルフのために捧げられる時間やお小遣いが限られています。

皆さんが貴重なリソースを上手に投入して効率よく中級者になり、将来長きに渡ってゴルフの楽しみを味わっていくために、忍三郎の経験が何かひとつでもお役に立てれば嬉しいです。

そして、いつかは皆で夢のシングルプレイヤーになりましょう!

にんゴルの
「90切りパッケージ」

  1. ショット編
    ・まとめ
    ・グリップ
    ・アドレスとボール位置
    ・簡単なスイング
    ・ショットの強さ
    ・ショットの狙い方
    ・ショットのルーティーン
  2. アプローチ&パター編
    ・アプローチ
    ・パター
  3. 道具編
    ・初心者用ゴルフクラブの選び方
    ・初心者にお勧めのクラブセッティング
    ・スコアアップに役立つアイテム
    ・<番外編>BRIEFINGおすすめアイテム
  4. 練習編
    ・練習の基本的な考え方
    ・自分の飛距離を固める練習
    ・アプローチとパターの集中練習
    ・ラウンドを想定したシミュレーション
    ・家での練習
    ・レッスン・スクールを考えている人へ
  5. ラウンド編
    ・ラウンド全体の戦略の考え方
    ・各ホールの進め方
    ・ラウンド前日の準備
    ・90切りレシピになる「ゴルフメモ」

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